「今ある豊かさを認めるともっと豊かになれる」というのは、鶏が先か、卵が先かのような話ですが、引き寄せの本質をついているような気がします。
何かを好きだと考えたり感じたりすれば、それはまるで磁石に引きつけられるように自分に引き寄せられてきます。
それはまるでスポンジのよう。今の幸せを大切に思えば、それはどんどん次なる幸せを吸収して膨らんでいくのです。
引用: 脳にいいことだけをやりなさい!
私たちは意識して注目したものを目にし、手にます。
「ボーダーの服が欲しい」と思うと、街中でボーダーの服を着ている人をよく見かけるようになります。
まるで、自分が欲しいと思ったら、他の人にもその想いが伝播したかのようです。
でもそれは違いますね。以前から、ボーダーの服を着ている人はたくさんいたのです。
以前からいたはずなのに、「ボーダーの服」を意識していなかったときには、それが目に入らなかっただけなのです。
私たちは、自分が注目していないものは、そこに存在していても気がつかないのです。
これは何もモノだけに限りません。
私たちは誰でも幸せになりたいと考えていますが、多くの人が不満を抱えて生きています。
どうしてそういうことになってしまうのでしょうか。
それは、引き寄せの法則から言えば、「みずから不満を探しているから不満がやってくる」という解釈になるでしょう。
不満を探しているつもりはないかも知れませんが、他人の行動に対して、自分の待遇に対して、社会に対して、不平や不満を口にしていることはないでしょうか。
不平や不満を漏らすことは、それにつながるようなことを探していることと同じです。
冒頭で言った鶏が先か、卵が先かとはまさにこのことです。
不満な出来事があるから不満になるのではなくて、不満な態度があるから不満な出来事を引き寄せるのです。
引き寄せの法則がそうであるならば、これをうまく活用してみましょう。
まずは幸せな態度になるのです。幸せな出来事があったから幸せな気持ちになるのではなく、最初から幸せな気持ちでいるのです。
この法則(引き寄せの法則)の基本は、”幸せあることが、望むものを引き寄せる”ということです。まずあなたが「今、幸せだ」と思うことが前提なのです。
引用: 脳にいいことだけをやりなさい!
でも、どうやって幸せな気持ちになればよいのでしょうか。それは次のことがヒントになります。
悲しいときや満たされないときにでも、ひたすら感謝の種を探し、どんなに小さな進歩でもそれを喜ぶようにするとすごいことが起きます。
引用: 脳にいいことだけをやりなさい!
感謝することを探すという方法は、私もやってみて、とても効果があると実感できます。気持ちが晴れやかになり、積極的に行動できるようになります。
■今回参考にさせていただいた文献