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他人からどう扱われるかはセルフイメージ次第【セルフイメージを決定する2つの対話とは?】

他人から大切に扱われたい、尊重されたいという気持ちはどんな人でも持っているでしょう。蔑ろに扱われるととても悲しい気分になります。

同じように振舞っているのに、自分だけが大切に扱われないのはどうしてでしょうか?周囲を責めたくなってしまいますが、「人があなたをどう扱うかは、あなたがあなたをどう扱うかで決まる」と言われます。

謙虚になるな!: セルフイメージを変えて 恋もチャンスもお金も引き寄せる!

Amazonプライム会員の特典、Kindleオーナー ライブラリーでたまたま出会った本でしたが、得ることが多かったのでご紹介させていただきます。

 こんな人にオススメ 
  • 自信のない人
  • 自己評価の低い人
  • 他人に依存してしまう人
  • 他人からの評価が極度に気になる人
  • 他人から蔑ろにされていると感じる人

成功も幸せも自分が自分をどう扱うかで決まる

「人があなたをどう扱うかは、あなたがあなたをどう扱うかで決まる」という言葉は、潜在意識が答えを知っている!の本を読んで知っていました。

他人から自分がどう見えているかばかり気にしていた当時の自分には衝撃的な言葉でした。とても腑に落ちたし、その言葉の持つ意味をきちんと理解できたつもりでいました。

それでも、この本の次の言葉で、「人があなたをどう扱うかはあなたがあなたをどう扱うかで決まる」ということを、初めて深いレベルで理解できたと思います。

では、あなたをちょっと形がゆがんで、ちょっと口が欠けている壺に例えましょう。所々に傷も付いています。完璧な人がいないように、完璧な壺ではないです。あなたはこの壺の持ち主だとします。もし、そのあなた(自分)が壺(自身)を家の外の汚れた裏側に放り投げていたとしたら、道行く人たちは、その壺の中にごみを投げ入れたり、唾を吐きかけたり、蹴飛ばして、ないがしろにするでしょう。
引用: 謙虚になるな!: セルフイメージを変えて 恋もチャンスもお金も引き寄せる!

では、あなた(自分)がその壺(自身)を家の一番いい場所、例えば床の間に飾ったとしましょう。あなたの家を訪れた人たちは、きっと「味のある壺ですね。どなたか名のある作家の作品ですか」と敬うでしょう。
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子供がいじめられる原因は親の言葉かもしれない

潜在意識が答えを知っている!の著者、ドクターモルツ博士によると、セルフイメージが他人に与える影響は子供のほうが大きいということです。

また子供のセルフイメージの形成は親が大きな影響を及ぼしています。

子供が学校でいじめにあっている場合、親が子供に対してどう接しているのかを見直してみる必要があると思います。

けなすことが多く自尊心を高められてあげていないのかも知れません。

セルフイメージを形成する3段階ピラミッド

自分が自分をどう扱うかによって周囲からの扱いが変わるわけですから、自分自身を大切にすれば周囲から大切に扱われるようになります。

その理屈はわかっても、自分にはその価値がないと思い込んでしまっている人もいるでしょう。自分に価値がないと思っている状態が「セルフイメージが低い」と言われるものです。

他人から大切に扱われるためには、セルフイメージを高めて自分自身に価値があると信じられるようになることが大切です。

著者によると、セルフイメージは3つの階層でできているそうです。まず土台となる第一の階層が「自己受容」です。自己受容は個性を受け入れることです。

先の壺の事例のように、完璧な人間というのはいなく、各人が長所や短所を持っています。身体だって皆、異なっています。異なっていることを愛し受け入れることが大事です。

自己受容の上に乗るのが、「自己信頼」です。自分はできるという自信です。成功した経験の積み重ねで自己信頼は高まってきます。

最後に三番目の階層として「自己尊重」があります。自分を大切にするということです。他人との関係は大事ですが、それを気にするあまり自分のしたいことよりも他人からの要望を優先させてしまうようなことはないでしょうか。

セルフイメージを形成する2つの対話とは?

セルフイメージは自分が自分のことをどう思っているかです。事実である必要はなく、自分がどう思っているかによって他人からの扱われ方が変わってくるということがミソです。

セルフイメージは、自分ともう一人の自分(潜在意識)との対話の中で形成されます。自分との対話というのは、「思考」です。私たちは1日の中で無意識に何万もの思考をするそうです。

その思考の内容が「ああ、また失敗しちゃった。自分はどうしていつもこうなんだろう。」などとネイティブなことばかり思考していると、セルフイメージは低くなってしまいます。

ですからセルフイメージを高めるためには、自分との対話である「思考」を建設的なものにしていく必要があります。

しかし、実は思考を無理やりポジティブなものに変えるのは難しいのです。何か仕事で失敗して落ち込んでいる時に「大丈夫、次に頑張ればよい」などと思考を切り替えるのはなかなか難しいでしょう。

そこで著者は無理やりポジティブ思考するのではなく、自分に質問をすることによって思考を切り替えることを提案しています。

この例の場合、「この失敗から学べることは何だろうか」、「この状況から今自分ができる最善なことは何だろうか」などの質問で視点を切り替えさせます。

これは本当に素晴らしい方法なのでぜひ試してほしいです。

自分との対話には、思考の他にもう一つあります。それは自分が発する「言葉」です。通常、言葉は他人に向けられるものですが、その自分が発した言葉を潜在意識は常に聞いています。

人の悪口を言ったり愚痴を言ったりすると、それはそのまま自分の潜在意識に向けられた言葉と同じことになります。ですから、意識してよい言葉を発していきましょう。