引き寄せの法則がうまく働くための大切な要素として「よい気分でいる」ことが大事とされています。
引き寄せでは同種のものが引き寄せられるので、「よい気分でいる」ことによって「よきもの」が引き寄せられてくるためです。
ただ、「よい気分でいること」が大事だとわかっていても、イライラ、ストレスの多い社会にさらされていると「よい気分」を維持することはやさしいことではありませんよね。
特に引き寄せの中でも大きな関心ごとである「お金」に対してポジティブな気分を維持することは並大抵ではありません。
「今月もお金ピンチだな」「次から次へと請求書が届いてげんなり」「こんなことにお金を使わなければよかった」と感じることは多々あるのではないでしょうか?
かくいう私もそうです。
お金の流れをよくするための最短の方法
今回ご紹介するのは「お金のベクトルお金のエネルギー」という本です。
私はこの本を読んでお金に対するネガティブな気持ち(いつもお金が不足している感じ)をだいぶ払拭できるようになりました。
どのように変化したかは最後にまとめます。先に本の紹介をさせていただきます。
この本で得られること
- お金の流れをスムーズにする方法(お金が入ってくるようにする方法)
- お金に対するネガティブな気持ちを払拭する
- 絶妙なタイミングで必要なお金を使う手にする方法
- お金に関するセルフイメージを変える方法
- お金を受け取るときの後ろめたい感覚をなくす方法
- 使えるお金を増やす最短の近道
本の概要
書籍の内容をすべて要約するとそれなりに長くなるため、この書籍のコアとなる考えの第1章の概要をまとめます。
- お金は物資だが、純粋なエネルギーな側面が強い。
- お金の不安が強いと流れが滞ってお金が入ってこない。
- 滞っている時に回復させる方法は積極的にお支払いをすること。
- 支払いにネガテイブということは自分が選択したことを否定していることになる。
- 必要な支払いに対してネガティヴな気持ちでいるとお金の流れが滞る。
- 自分の選択に対して否定するということは自己否定と同じ。
- 支払いがすぐにできないとネガティヴな気持ちが乗る。お金がないセルフイメージ。
- お金持ちの人ほど支払いがスムーズ。
- お金を気持ちよく使える、払えるというのは、その前提(セルフイメージ)にお金がある状態、お金が手に入る状態
- 絶妙なタイミングで必要なお金を使う手にする方法は使い道を決める、具体的なモノと数字を決める
- それからお金を得るためのプランを考える。プランどおりに行かないことが多いが、結果として必要なお金が手元に来る
私が本を読んで行った行動
本を読んで気づきを得てもそれを行動に移さないと、「ああいい本を読んだな」で終わってしまいます。一つの本からたった一つでも得ることがあれば意義あることです。
私はこの本を読んでの一番の気づきは、「支払いするときにネガティブな気持ちがある」ということでした。
確かに自分が選択したモノ・体験に対して支払いをネガティブな気持ちで行うことは自己否定です。これがお金の流れを滞らせているという理屈は納得です。
自分を見つめなおした時、支払いに対して一番ネガティブな気持ちになるのがクレジットカードの支払いに対してだということがわかりました。
先にモノ・体験を受け取り、支払いが後になるので自分が選択したものに対して支払っているのだという感覚がずれてしまうのだと思います。
このことに気がついて大きな買い物に対してはクレジットカードの利用をやめることにしました(日常的な経費はクレジットカードの利便性が高いので継続しています)。
クレジットカードをやめると当面はキャッシュフローが不足するので最初は貯金を取り崩すしました。
正直、貯金を取り崩すことに少しマイナスな感情も生じたのですが、クレジットカードを取りやめたことの効果は絶大でした。
すべてを現金払いするのでセルフイメージとしては「モノやサービスを受けるのに必要なお金を自分は持っている」という気持ちになり豊かな気分に変化しました。
また後々に支払いを伸ばしていないので後から請求書がくるという心配もなくなりました。
クレジットカードを使わないと、本当にそのモノやサービスが必要かと吟味することになるので自然と不必要な支出が減少し、月次のキャッシュフローも大きく改善されました。
次に行った行動は「必要なモノに対して具体的な金額を調べる」ということでした。これまで欲しいモノやサービスを列挙して手帳に書く習慣は行っていたのですが、その金額を調べるということはあまりやってきていませんでした。
今回どうしても欲しいモノがあったためいろいろなショップを比較し必要な金額を把握しました。そしてその金額をいついつまでに手にいれると宣言しました。
結果、その1か月後、なんと60万円の臨時収入を手に入れることになりました。この金額は、宣言した金額とほぼ一致しています。
これは偶然なのでしょうか?個人的な体験として偶然だとは思いません。お金の流れをよくした結果なのだと思っています。
今回の学び
気持ちよく支払いをする。そうすればお金の流れがよくなる。