自己成長

イメトレの効果が実感できない人に知ってほしいたった一つのコツ

イメージ

成功するにはイメトレが大事と聞いてイメージトレーニングをやっているけれど、一向に目標が達成できない。イメトレは本当に効果があるのだろうか?という疑問にお答えします。

こんにちは、「昨日の自分より一歩でも成長を」がモットーの、ダイゴ@come-outです。

この夏、45歳にして初めて泳げるようになりました。僕の人生の3大目標の一つだったので、めちゃくちゃ嬉しいです。

この目標が達成できた要因の33%以上はイメトレのおかげだと思っています(その他の66%は「目標設定」と「行動」です)。僕はこれ以外にもイメトレで様々なことを達成してきました。

イメトレしても効果が実感できないという人にぜひ知ってほしいコツがあります。

イメトレを成功させたいなら本質を知ること

最近では目標実現の手法としての側面がクローズアップされているイメトレですが、もともとはスポーツトレーニングとして導入されたものです。

スポーツにはあまり興味がないという人でも、イメトレの本質を知るためにスポーツでのイメトレ利用法を知っておくとよいと思います。本質を知ることによって「目標実現」としてのイメトレをうまく活用できるようになります。

イメトレの本質とは?

スポーツにおけるイメトレの本質は理想とする動作を最初から最後まで完璧に頭の中で描けるようにすることです。野球のピッチャーであれば振りかぶって投げ終わるまでです。

そして完璧に頭の中で描くためには「理想とする動作」を知らなければなりません。

理想とする動作を知らないままイメトレすると、毎回毎回違うイメージをすることになります。イメージする脳の立場からすると迷惑な話ですよね。「いい加減に目標を定めなさい!」と言いたくなるでしょう。

イメトレというのは、頭の中で繰り返し練習して運動神経を作っていくことだと思います。

動作の方法を細部まで知らないと、当然イメージでも再現できません。わからない部分はイメージの中でモヤモヤして消化不良な感じです。

スポーツが不得意な人というのは動作を適当にやっているのです。いい加減という意味ではなく、毎回毎回微妙に動作が異なっている。指標となる動作がないのです。

これではうまくなるはずがない。一方でスポーツが得意な人というのは動作がぶれない。100回やったら100回同じ動きをします。

イメトレのコツは目標を精緻にありありと描くこと

目標達成におけるイメトレも同じです。理想とする「明確な目標(ゴール)」が必要です。曖昧なものではなく精緻な目標です。ゴールが曖昧だと脳はどこに向かってよいのかわかりません。

脳に司令ができるのはあなただけです。司令が曖昧では結果も曖昧になります。

イメトレが上手くいかないという人は自分の最終的なゴールを明確に描けているか確認してみましょう。曖昧になっている部分はありませんか?曖昧な部分があれば明確になるまで潰していきましょう。

目標設定において曖昧な部分が残ってしまうのはたいてい「知らない」ことが原因です。知らなければその目標を達成した人に曖昧になっている部分を教えてもらうとよいでしょう。

目標が明確になっているかを確認する方法

明確に描けているかどうかを確認するよい方法あります。それはイメージした時に心の底からワクワク感、高揚感のようなものが出るかどうかです。

目標が精緻に描けていれば半分成功したようなものです。目標をうまく描けた時に自然と出るワクワク感は成功の先取りのようなものです。

実際、私の個人的な体験として初恋の人に告白しようと何度もシミュレーションした時、ワクワク感が生じた次の日、神様は不思議な方法で私を彼女と出会わせてくれました。

願ったら初恋の人に出会えた話

目標の実現には行動も必要です

「目標を達成するにはイメージングが重要で行動は必要ない」とする人もいますが、私は違うと思います。

これもスポーツに照らし合わせて考えるとわかります。

イメトレで完璧に動作を頭の中で再現できるようになっても、現実世界でそれがすぐにできるかというとそうではありません。

イメージと動作(行動)を一致させる調整が必要になります。でもあくまで調整レベルです。頭で何回もイメージしてきているので一致させるのに時間がかからないのです。

目標達成も同じです。完璧にイメージできてもそのまま実現するわけではありません。行動することによってゴールにたどり着きます。ただそれほど多くの調整(行動)は必要ありません。それがイメージすることの素晴らしさです。