自分の置かれている状況を変えようと必死になればなるほどうまくいかないという体験をしたことはありませんか?
必死で変えるということは、現状に不満があるということの表れでもあります。
これは引き寄せの法則で言うところの「抵抗」かもしれません。
現状に不満を表し抵抗すれば抵抗するほど、同じような状況が引き寄せられてきます。
もがいてももがいても泥沼、ということになりかねません。
ロープレの主人公のように役柄を楽しむ
経験的に、この泥沼を抜け出すよい方法は現状を楽しむ、ということです。
辛い大変な環境であっても、ロープレの主人公のように、今置かれている役柄や設定(環境)を受け入れるのが、状況を動かすキーのように思います。
つらい状況にあるときは、状況を楽しむという考えはなかなか受け入れがたいことだと思います。でも、つらい環境を抜け出したいとばかり考えていても、環境が変わるわけではありません。
むしろ変えたい変えたいとばかり思っていると、焦りで視界が狭くなり、現状にも存在しているチャンスの芽を見落としてしまうことがあります。
現在の状況や、これからやってくる出来事がどんなものであっても受け入れる・楽しむという精神でやっていると、怖いものがなくなってきます。
どんな出来事でも、これは自分を成長させてくれるチャンスだと考えるわけです。そのように考えることができれば、将来のことをむやみに心配する必要はなくなります。
将来こんなことが起きたら嫌だなとか、できればこんなことは避けたいなとか思わなくなります。そして心配ごとが少なくなると、自分に自信を持てるようになってきます。
不思議なことに、すべてを受け入れるという心境になると、幸運に恵まれ、状況が好転してくるものです。
人間の力はちっぽけ。大きな力にゆだねよう
気を付けたいのは状況が好転してきた後です。油断していると、好転してきた状況を手放したくないという執着の気持ちが生まれやすくなります。
状況をコントロールしようとするのはしょせん人間の力です。限界があります。それよりももっと大きな力にゆだねましょう。
状況は天に任せる。自分はその状況を受け入れ楽しむ。そんな気持ちでいると、状況は必ずよくなっていくでしょう。
お勧めしたい本は「ツール」です。これは隠れた名著です。