自己成長

集中力を高める20分タイマー

集中

私は毎日英語の勉強をしているのですが、どうしても学習中に違うことを考えたり、場合によっては違うことを始めてしまったりすることがあり困っていました。

仮に1時間英語の勉強をしたとしても、正味、英語に向き合っている時間は大げさではなく20分程度くらいのような気がします。1時間のうち、40分程度をいつの間にか消費してしまっているのです。

その40分を違うことに使えばよかったと後悔したり、こんなことだから英語力が伸びないんだと自分を責めたりしました。

人間の集中力の持続はせいぜい20分くらい

でも、集中できないのは自分がだめなせいではなさそうです。どうやら人間の集中力の持続は15分程度、長くても20分程度しか続かないようです。

実際、私も試しに英語の学習時間を1時間と定めないで、15分だけ集中してやろうと決めてやったところ、きちんと学習できたという深い満足感を得ることができました。

何度か試してみたところ、自分にとっての集中最適時間は20分ということがわかりました。これは人によって異なるでしょう。それでもおよそ10分~30分という範囲になるのではないかと思います。

集中しない1時間より集中した10分のほうが効果的

読書する、スポーツをするというような好きで好きでしかたないというようなものは別として、仕事や勉強で集中力が続くのはせいぜい30分がよいところです。

最初から勉強を1時間やるぞ、などと決めるとどうしても人間の脳は1時間に合わせて、集中力の濃度を勝手に調整してしまうような気がします。疲れないように適度に手抜きをするわけです。

結果として10分でできることを30分、1時間かけてやってしまうということが生じます。

ですから、何かを実施しようとするときは、1時間というような枠組みではなく、10分間集中しよう、あるいは20分間集中しようという気持ちでスタートするほうが効果的だと思います。

集中しない1時間より、集中した10分間のほうが成果が高いかもしれません。

集中力の欠如は時間の損失だけでない。自分への信頼も失う

集中しないことの弊害は直接的には時間の損失です。20分でできることを1時間かけてやれば40分の時間の損失です。

でもそれよりももっと怖いのが、自分自身への信頼の喪失です。大切な時間を無意味に消費すると後悔で気持ちが落ち込んできます。

休日を家でダラダラとテレビを見て過ごして夕方になってしまい後悔したということは誰にでも経験があるのではないかと思います。それと同じです。

何かを始めるときはタイマーを用意する

集中力の欠如は自分への信頼を失うと気づいてからは、何かをスタートする時にはタイマーを使うようにしています。スタートしてから20分でタイマーが鳴るようにしています。

タイマーが鳴るまでは他のことは一切しない。スマホは見ない。ネットも見ない。

タイマーを使うだけでがぜん集中力は上がります。集中して物事を進めると本当に気持ちがよいです。これだけ成果を上げたのに、まだこんなに時間が残っている!趣味の時間に充てられるなどとテンションが上がります。

私の場合は英語の勉強をするとき、20分タイマー(勉強)、10分タイマー(休憩)、20分タイマー(勉強)というような感じでやっています。

合計40分の勉強時間ですが、めちゃくちゃ勉強した充実感があります。

集中するときは耳栓もお勧めです。