現在の仕事に不満を持っている、今の仕事では自分の能力を活かせないと思っている場合、どうすればよいでしょうか?
転職というのは1つの答えですが、今の仕事に不満を抱えたまま転職すると次も失敗する可能性が高いと思います。
言葉はきつくなりますが、不満を抱える人というのは不満を探し出すのが得意な人だからです。転職先でもすぐに新しい不満の種を見つけてくるでしょう。
転職前に今の仕事でベストを尽くす
転職するのが悪いわけではありませんが、転職前に今の仕事の環境下でできる最大限のことをすることが、道を切り開くポイントになるでしょう。
もう自分にやれることはやってきた、上司が自分を認めてくれない、仕事自体がどうしようもなくつまらないと主張する人もいるでしょう。
それでも敢えて言うならば、このように主張する人は冒頭に書いたように「不満を探すのが得意である人」の可能性が高いと思います。
もし仮に今の環境下で自分がやれることをやり切ったと思えたら、状況に関わらず穏やかな気持ちでいられるはずだからです。自分がベストを尽くすと周囲への不満というのは消えていくものです。
現状のよいところを探す達人になる
不満の種を見つけては愚痴をこぼしていると、視野が曇ってしまい、本当のチャンスまで逃してしまうかもしれません。
つまらない仕事だと思って他人に押し付けたことが、後々に大きなビジネスにつながることもあります。
不満を漏らす人というのは、ある意味、状況に敏感な人です。色々なことに気づくために不満が生じるのかもしれません。
この敏感さを活かして、今の状況のよいところを探してみてはどうでしょうか。
よいところを探していると、まず自分の気持ちが前向きになります。つまらないと思っていた仕事に面白さを感じられるようになります。
仕事が面白いと思ってくると自然に仕事の質は高まります。前向きな姿勢と質の高い仕事をしていると、それは自然に周囲に伝わっていきます。
このようなプラスの意識状態になると、あなたの周りの環境はびっくりするくらい急激に変化します。チャンスの女神がやってきて、どんどんあなたによいことが降り注いでいきます。まさに引き寄せの法則の、あなたと同種のモノが引き寄せられるわけです。
現状は自分で変えられます。今ある不満はあなたの意識が原因になっているかもしません。よいところを探し、意識を変化させれば、自然と環境はよいものに変わっていきます。