なぜだか理由はわからないけれど、繰り返し人に騙される、ダメ男に言い寄られる、人とケンカになる、いじめにあうというように、同じ体験を繰り返し何度もすることは誰にでもあるのではないでしょうか。人によって繰り返される内容は様々です。
繰り返される困難な体験は宇宙があなたに気づいてほしくて与えるギフトだと言われます。
求めることがはっきりするとお試しが起きる
先日、ソース・ワークブックで自分分析したところ、私のワクワクの源はオープンマインドでした。オープンマインドでいることが、私にとっての幸せにつながるということです。
オープンマインドでいることを意識し始めてから、オープンマインドを試されるようなことが次々に起こり始めました。
宿泊したホテルの従業員の対応が悪くイライラしたり、公共の公園を少年サッカーチームが占有していることに怒りを覚えたり、交通ルールを破って逆走してくる自転車に腹を立てたりと。
このようなことが立て続けに起こりました。その時々は気づかなかったのですが、自分のミーニングノートを振り返ると、その出来事のたびに「オープンマインドが試されている?」とメモがありました。
ギフトを活かせるかは自分次第
対応の悪い従業員にイライラするのはごく普通のことです。交通ルールを守らない人に腹を立てるのも自然です。自分は何も悪くありません。
でも、ミーニングノートを振り返って、この一連の出来事は私へお試し(ギフト)だと思いました。
振り返ってみれば、ホテルの従業員の対応が悪くても、ホテルの快適な環境や旅先での体験を楽しむことはできます。公園を占有する少年サッカーの子供たちに対しては「練習する場所がないんだな」とか「練習頑張っているんだな」と思いやりの気持ちすら持つことができたはずです。
自分が出来事をどう解釈するかで自分の感情は変わります。そして周囲に及ぼす影響も変わってきます。
物事が順調に進んでいる状態でオープンマインドでいることは難しくありません。しかしそのオープンマインドは「物事が順調だったら」という条件付きです。
私が目指すオープンマインドはいつでも自然な状態でのオープンマインドです。
もし、毎日がいつもいつも平穏無事な日々であったら、まだ私の小さいオープンマインドは鍛えられないでしょう。そもそもお試し(ギフト)がなければ、自分のオープンマインドが不足していることに気がつきもしないでしょう。
ネガティブに思える出来事は私が成長するためのギフトなのです。
学べば環境は変わってくる
私自身がオープンマインドを進化させていけば、ネガティブに思える出来事は減っていくでしょう。学びが終わるとお試しも終わるからです。
今何かに苦しんでいる人は、例えば人間関係に苦しんでいる人は、そこから逃げ出すよりもギフトだと思って受け止めることが関係を改善する近道です。逃げずに覚悟を決めて受け止めると、心は定まり力が湧いてくるものです。
そしてその人間関係で学びがあると、今後、人間関係による苦しみは減っていくでしょう。
ただし、今が本当に苦しくて大変ならば、一度逃げ出して、次のお試し(ギフト)まで待つというのでもよいと思います。
学び終わっても次なるお試しはある
一通り学び終わっても、また試練が来ることがあるかもしれません。それは宇宙からもっと成長しなさいというメッセージです。
人は乗り越えられない試練は来ないと言われます。以前より大変な試練があったとすれば、それは自分が成長した証です。淡々と出来事を受け入れ、乗り越え、さらに成長していきましょう。
ミーニングノートはあなたの心の拠り所になる
もう1つ思ったのが、ミーニングノートをやっていてよかったということです。立て続けにネガティブな出来事が続くと、心の成長を志している人でも、自分は宇宙に見放されているのではないか、運が悪いのではないかと気落ちしてしまうことがあるかもしれません。
でも、ミーニングノートをつけていると、出来事を自分で意味づけできます。意味づけすると心の感じ方が変わってきます。心の感じ方が変わると行動が変わります。行動が変わると結果が変わります。