毎日たいしたことをしていないのに、1日の終わりには精神的に疲労している。何か新しいことに取り組もうという意欲がわかないという方のお悩みにお答えします。
たいしたことをしていないはずなのに、疲れてしまうということがありますよね。
私たちは何もしていないようで1日に何度も決断をしています。決断するたびにエネルギーを消費します。ランチに何を食べようかということも決断の一つです。
一つ一つの決断は大したことがないものでも、積み重なるとかなりのエネルギーが消費されます。
だから何もしていないようでも、1日の終わりには疲れ切ってしまっているということが起こります。
1日をパワフルに生きるには、不必要な決断をできるだけ避けることです。
意思決定にそがれるエネルギーを節約することでパワフルに生きることができます。
スティーブジョブズは毎日同じ服を着ることでエネルギーを節約していた
天才経営者スティーブ・ジョブズが毎日同じタートルネックの服を愛用していたのは有名な話です。同じ服を何着も買ってクローゼットに用意していました。
これは何の服を着るかという意思決定に必要なエネルギーを節約するためと言われています。
服装を選ぶことぐらい大したことないように思えるかもしれませんが、スティーブ・ジョブズはこのような大したことがない意思決定の積み重ねがエネルギーの消費につながっていることをよく知っていました。
スティーブジョブズに限らず、毎日同じ服を着るという経営者・実業家は多いです。ホリエモンのTシャツも
不必要なエネルギーの消費を避け、経営に必要な意思決定をクリアな状態でできるようにするためです。
ボクサーパンツをどこで買うかを決めたら心が晴れやかになった話
自分の話になりますが、私はパンツにこだわりがあります。履き心地がよくないと仕事中気になって集中できないからです。
快適なパンツであれば1枚5000円でも惜しみなくお金を出すようにしています。これまで何十種類のパンツを試してきました。
それだけの努力にもかかわらず、これまで満足のいくパンツは見つかっていませんでした。ダメではないけど満足でもない、そこそこのレベルのパンツで我慢してきました。
ところが先日、ようやくこれだ!というボクサーパンツに巡り合いました。しかも4枚で2600円という格安です。
この時に感じたのが、これでパンツ探しに費やす旅が終わりになるという喜びの気持ちです。とても心が晴れやかになりました。
もうパンツ選びをしなくてよいという事実が、私にエネルギーを与えてくれたのです。
ちなみにこちらがパンツ選びの旅を終わらせてくれたパンツです。
不必要な意思決定をできるだけ避けよう
スティーブ・ジョブズはエネルギー消費を節約するために、服装選びを放棄しました。彼にとって服装を選ぶことは人生において重要度が低かったからです。
あなたにとって重要度が低い意思決定をできるだけ避けるようにしましょう。そして重要なことにエネルギーを注ぐようにしましょう。そうすればあなたの人生のクオリティーが上がるはずです。
例えば次のような工夫が考えられます。
- シャンプー、お水などの定期的に購入するものはAmazonの定期購入システムを利用する
- 朝ごはんは毎日同じものを食べる
- 毎日同じ電車に乗る
- いつも同じスーパーで買い物をする
いわば行動のルーティーン化です。これでは人生が味気なくなってしまうと思われるかもしれません。しかしそれは違います。
ルーティーン化するのはあくまであなたにとって重要度の低い部分です。服装選びが好きな人はスティーブジョブズの真似をする必要はありません。
重要度の低いものの意思決定を避け、大事な部分にエネルギーを注ぎ人生を輝かせるということが目的です。