【個人向け】振込手数料無料で自分名義の口座間の資金移動をする裏技

メインの銀行口座から引き落とし用口座や貯蓄口座に資金移動することは誰にでもあると思います。資金移動する時に振込手数料が発生してもったいないと感じることはありませんか？

口座残高が豊富だったりその銀行の住宅ローンなどを利用していると、月●回まで振込手数料を無料にするという特典をつけている銀行もありますが、その特典を受けられない場合もあるかと思います。また、自分名義の口座から自分名義の口座への資金移動にその特典を使いたくないという人もいるでしょう。

そんな方のために、ちょっとの工夫で自分名義の銀行口座間の資金移動を月に何度でも無料にしてしまう裏技をご紹介します。

裏技の前に表技のご紹介

計画的に、毎月一定日に一定額を資金移動をするという場合は、銀行が提供しているサービスを利用することによって手数料無料で資金移動をすることが可能です。

例えば住信SBIネット銀行の場合、「定額自動入金サービス」というものを提供しています。これは毎月5日もしくは27日に自分が指定した金額を自分名義口座（住信SBIネット銀行以外の銀行）から自動引き落としし、住信SBIネット銀行の自分名義口座に手数料無料で移動させるというものです。

このサービスのメリットは、一旦引落し金額を設定してしまえば毎月自動的に振り替えをしてくれるため資金移動忘れということがありません。資金移動を忘れやすい、計画的にお金を貯めるのが苦手という方には向いているサービスです。

一方デメリットとしては、指定した日にしか移動できない、資金移動元口座から住信SBIネット銀行口座への入金までは4日間かかるということがあります。突発的に資金移動させたい、すぐに資金移動させたいという場合は向きません。また、住信SBIネット銀行のようなサービスを行っている銀行に限定されてしまいます。

そこで今回ご紹介するのが次の裏技です。

自分名義の口座間の資金移動を無料にする裏技

この裏技は、ネット証券会社口座やFX口座の即時入金サービスを利用するものです。

即時入金サービスとは、オンラインで提携金融機関であればリアルタイムに資金移動ができるサービスです。基本的にどこのネット証券会社もFX業者も即時入金サービスを無料で提供しています。

また、24時間サービスを提供していますので深夜でも早朝でも資金移動が可能です。

手順はたったこれだけです。ネット証券やFX業者によりますが、ほとんどのところで入金も出金も無料です。ネット証券を仲介させることによって、自分名義口座の資金移動を完全無料にできるのです。しかも回数に制限はありません。

注意が必要なのは、上記の例で言えば入金元のA銀行についてはネットバンキングの契約が必要という点です。

インターネットバンキングの契約をしていない人やネット証券口座をお持ちでない方は一手間必要ですが、とても便利な方法です。ぜひ試してみて下さい！

参考：資金移動に使い勝手のよい証券会社