泳げないことがコンプレックスになっている。大人になってからでも泳げるようになれるだろうかと思っている方、泳げるようになりたいと思っている方に読んでほしい記事です。
こんにちは、「昨日の自分より一歩でも成長を」がモットーの、ダイゴ@come-outです。
先日、45歳にして初めて平泳ぎができるようになりました。
これまで泳げないことがコンプレックスでした。子供にせがまれてもプールや海に行くのが嫌で嫌で・・・申し訳ないと思いながらも避けていました。
泳げないことをコンプレックスに思っている方はたくさんいらっしゃると思いますので、僕が泳げるようになった過程を簡単にまとめます。少しでもお役に立てれば嬉しいです。
「平泳ぎで15メートル泳げるようになる」と紙に書く
目標を紙に書くことはめちゃくちゃ大事です。目標実現の第一歩です。そしてできるだけ具体的に書くことです。
僕の場合「泳げるようになる」ではなく「平泳ぎができるようになる」
と書きました。そして距離の目標も書いてより具体的にしました。
まったく泳げなかった当時、25メートルを目標にすることはハードルが高すぎたし、5メートルでは仮に達成できたとしてもあまり喜びを実感できないだろうと思い、ほどよい15メートルを目標にしました。
DVDを観て繰り返しイメトレする
イメトレ=イメージトレーニング、という言葉はほとんどの人が知っていると思いますが、何かに対して真剣にイメトレをしたことがある人は少ないのではないでしょうか?
私が初めてイメトレという言葉を知ったのは高校生の時でした。修学旅行でスキーに行ったのですが、初めてスキーをするという同級生がとても上手に滑ったのです。
同級生はスキーレッスンを始めて最初の頃はかなり転んでいました。しかし1日の終わりにはかなり上級者っぽい滑りになっていたのです。とても驚愕でした。その成長過程を目にした私はその同級生にコツを聞きました。
答えは「イメトレをしてきた」という一言でした。
イメトレは実際に身体を動かす練習より効率的で効果的
今では私もイメトレの素晴らしさをよく知っています。イメトレを正しくやると実際に練習するのとほぼ同じ効果が得られます。1時間スキーのイメトレをすれば1時間実際にスキーを練習したことと同じになります。
それどころかリフトに登ったりする時間がない分、イメトレのほうが効率的に練習できるといえるかもしれません。イメトレの素晴らしさは練習をする場所や時間に制限がないことです。そしてあらゆる状況を想像してシミュレーションすることができます。
精緻にイメージすることが重要
ただし、イメトレは理想とする動きを細部まで把握することが大事です。動きがわからない部分を自分の想像でやってはだめです。適当にやってしまうと実際の動きも適当になってしまいます。
だから私は平泳ぎを泳げるようにするために、繰り返しDVDを観ました。DVDを観たらその動きを頭の中で再現してみます。最初は完璧には再現できません。「あれ、ここの動きどうするんだっけな?」と思ったりします。
そうしたらまたDVDを観ます。先程わからなかった動きがわかるようになります。そしてまた頭の中で再現してみます。この繰り返しです。
そして平泳ぎの最初から最後までの動きを完全に把握したら、それを何回も頭の中で繰り返します。
ここまで来ればほとんど成功です。
最後は行動
当たり前ですが、平泳ぎができるようになるためにはプールに行かなければなりません。でも、この行動が辛いんですよね。
今回、この行動を後押ししてくれたのが目標を紙に書いておいたことでした。
紙に書いておいたことで、子供にプールにせがまれた時、いつものように断るのではなく、なんとなく行ってみようという気になりました。
紙に書いてなかったら、いつものように理由をつけて行かなかったと思います。この時、別に平泳ぎをやってみようと思ったわけではありません。
乗り気ではなかったのですが子供たちのためにプールに行き、試しにイメトレの成果を実験してみようと端の方で泳いでみたところ、なんと泳げるではないですか!本当にびっくりしました。
最初は5メートルほど。何度かやっているうちにあっという間に15メートルは泳げるようになりました。
今回の成功のポイントは、目標を紙に書くこと、目標をイメージすること、そして行動することだったと思います。
ただし行動については、目標に書くことで気持ちを自然と後押ししてくれるのでそれほど意識しなくてもよいと思います。