ちょっとした言葉や習慣が人生を劇的に変えてくれることがありますよね?
私自身も本を読むことによって人生の質が精神的にも物質的にも大きく向上してきていることを実感しています。
Contents
自分にウソをつかない
あなたはウソをつく人を信用できますか?信用できないですよね。
それと同じように自分にウソをついて誤魔化しながら生きていると、そのうち自分が自分自身のことを信用できなくなり自信を失っていきます。
怖いのは自分のことだと信用を失っていくプロセスが見えないことです。
他人のことであれば、「あいつは信用できない」と客観的にわかりますが、自分でウソをついていても客観視できないので、気がついた時には心がボロボロということにもなりかねません。
自分に自信を持ちたいなら、自分にウソをつかず、言葉と行動を一致させることです。
人の悪口を言わない
人間関係は自分の内面の反映です。人の嫌な面があるとすれば、それは自分にもそのような側面があるからです。嫌だなと思う人がいたら、それは自分を改善するチャンスだと考えましょう。
いい言葉を習慣にする
言葉は人を作ります。最初は感情がこもっていなくても、繰り返しポジティブな言葉を使っていると思考に影響し、感情に影響し、行動に影響してきます。それが習慣となれば人格となります。
例えば親が子供にネガティブな言葉ばかり投げかけていれば、その子供はネガティブな性格になることは想像がつくと思います。
それと同じように自分がネガティブな言葉ばかり使っていれば、当然自分にも影響してきます。ポジティブな言葉を習慣にし、人格を作っていきましょう。
相手にニーズがあることを知る
当たり前ですが、人は自分のやりたいことを実現させたいと思っています。時には相手のことを顧みず、自分の主張を通そうとすることもあるでしょう。
しかしそのことが相手の反発を招き、かえって自分のやりたいことから遠ざかる原因となることがあります。
相手も自分と同じように自分のやりたいこと(ニーズ)を満たしたいと思っています。相手のニーズを満たしてあげることによって、自分の主張も通るようになり、Win-Winの関係が築けるようになります。
これは表面的に相手のニーズを満たそうとしてもうまくいきません。人は言葉の裏にある本心を本能的に嗅ぎ取ることができるのです。心底、相手のことを知ろうとすることが大事です。
人の機嫌は取らない。自分の機嫌を取る
これは斎藤一人さんの言葉です。この言葉は衝撃的でした。
私たちは機嫌が悪い人がいると、自分も影響されて不機嫌になることがあります。しかしそれは何ともったいないことでしょう。仮にせっかく素敵な時間を過ごしていたとしても、他人に影響されて自分の時間を台無しにしてしまいます。
「自分は悪くない」と思うかも知れません。確かにあなたは悪くありません。しかし、いずれにせよ他人の機嫌に影響されて自分が機嫌が悪くなることは自分が損しているだけです。
他人の機嫌はコントールできませんが、自分のことはコントールできます。他人がどうあろうと、自分の機嫌を取って気持ちのよい時間を過ごしましょう。
できることから始める
「できることから始める。」これは石井裕之さんのダイナマイトモチベーションというプログラムで知った言葉です。
大きな目標を立てた時はそれに向かってやってやろうという情熱が湧きますが、それを達成したいという気持ちが強いほど現状とのギャップに悩み、焦り、自分の無力さを感じます。それが続くとせっかく高まったモチベーションが落ち、無気力になってしまいます。
無力さはできないことをしようとするから感じるのです。できないことはいくら努力してもできません。
石井さんは言いました。できるところから始めようと。どんなことも始まりは今の時点だと。どんな偉大なゴールも今の時点から始まるのです。
この言葉を知ってからとても気持ちが楽になりました。行き詰った時はいつもこの言葉を思い出し、再び前進できるようになりました。
高い理想を持っている人にこそ味わってほしい言葉です。
第二領域の活動を増やす
第二領域とは、7つの習慣に出てくる言葉で、「緊急ではないが重要なこと」です。
私たちは意識しないと、「緊急なこと」=「優先度が高い」と考えて行動しがちです。それが重要なことであっても重要でないことであっても。そして、そのように忙しくしていると、「充実している」と勘違いしてしまいます。
しかし人生を充実させることにおいて大事なことは、向こうから次々とやってくるタスクを追われるように処理することではなく、自分が大事にしていることを達成することです。緊急なことに場当たり的に対処しているだけではいくら時間があっても足りません。
7つの習慣の本の中に、ある消防署の話が紹介されていました。第二領域の活動を増やすことによって、地域の火事を劇的に減らしつつ労働時間が大幅に減少したということです。
「火事が起きたら消火する」という緊急的な活動をミッションと捉えていた時にはいくら時間があっても足りなかったのですが、「地域に防災の啓蒙活動をして火事を起こさない」ことの第二領域に力を入れたことにより、そのような結果が生み出されたそうです。
いいことを探す
変化のない毎日でつまらないと感じることはありますか?あるいは辛いことばかりで人生の落伍者だと感じることはありますか?
私たちは自分たちの環境を与えられたものとして捉え、変えることができないと思いがちです。今日も昨日の延長だと思って無意識に生きていると私たちの人生に変化は訪れません。明日も明後日も同じような人生が続くでしょう。
しかし、自分の置かれた環境を意識的に能動的に眺めると、どんな日常の中にも新鮮な発見や驚き、喜びが存在しています。今ある日常生活の中でよいこと探しをしていると、自分の人生をポジティブに観ることができ、いつしか実際に自分の人生によきものが発現してきます。
幸せになると決める
このブログを読んでいただいている方の中には、名著「思考は現実化する」という本を読んだことがある方もいらっしゃると思います。その本の中で、「人は自分が考えている通りの人間になる」というようなことが書かれています。
潜在意識的にもう一歩、踏み込んで言えば、「人は自分が決めた通りの人間になる」ということが言えます。自分が幸せになると決めれば幸せになります。今日から、今の時点から、決めれば幸せの方向に向かうことができます。
理解することが難しいかも知れませんが、すぐに実践できることなので試してみましょう。心の中で「○○になる。」と(力を入れず、決めればそうなるのだという当然の気持ちで)決めましょう。
この本もとても得られることが多いのですが、英語が苦でない方は原書で読むことをお勧めします。翻訳で意訳されすぎてしまった部分や割愛されている部分を読むことができます。素晴らしい本です。私は合わせてオーディオブックも購入しました。
褒める
人を褒めることのメリットは、褒めた相手との関係がよくなることだけではありません。人を褒めることは、同時に自分を褒めることに繋がるのです。
潜在意識は、主語を理解できないと言います。ですから、誰かを褒めると、脳は自分が褒められたと感じるのです。褒められたら嬉しいし、自信につながりますよね。
このことを知れば、誰かをけなしたり文句を言うことのデメリットを理解できるでしょう。誰かをけなした言葉は、自分をけなすことになるのです。
瞑想する
瞑想がよいとは聞いても、実際にやっている人あるいは続けられている人はは少ないのではないかと思います。効果を体感するまでに時間がかかるため、続きにくいのです。
しかし瞑想を続けていれば間違いなく人生の質は向上します。雑念にとらわれることが少なくなり、気持ちが穏やかになります。頭の中で繰り返し巡っている考えにエネルギーを奪われなくなるので、今やっていることに集中力が増します。
今に集中することは、生きている実感をもたらし喜びが生まれます。
お勧めは、次に紹介する「呼吸」と合わせて瞑想することです。息を吐いていること、息を吸っていることに意識を向けていると自然と雑音が少なくなり、瞑想状態に入りやすくなります。
呼吸する
呼吸は何も考えずとも無意識に行うことができます。しかし、現代人はストレスやデスクワークなどが要因で呼吸が浅くなっていると言われます。
呼吸が浅い状態が続くと、免疫力が落ちたり、活力が失われてきます。なんとなくやる気が沸かないという人は呼吸を意識して行うようにしましょう。継続すると穏やかな高揚感が出てきますよ。
リリースする
リリースとはセドナメソッドの言葉です。私たちは社会生活の中で、怒りや悲しみなどのネガティブな感情が発生しても、それを表に出すことは難しく感情に蓋をすることが多いでしょう。
蓋をすれば見かけ上はなんでもないように見えます。しかし、解放されずに閉じ込められた感情はあなたの中に蓄積し、あなたの性質を形成します。
怒りを長い間貯めてきた人は、出来事の中に怒りたくなる要素を見つけやすくなりますし、怒りたくなりような状況を引き寄せます。
蓋をした感情を解放することで、気持ちが自由になれます。
おまけ 本を読む
本を読むのは最も効率のよい投資と言われます。先人・達人・賢人たちが何十年もかけて会得した極意が僅か1000円程度で得られるのです。