自己成長

一流と三流を分けるルーティーンの力【プロフェッショナルなら誰もが知っていること】

ルーティーン

「英語の勉強やジョギングなど、新しいことを始めてもなかなか続けられない。いつの間にかやらなくなってしまう」という悩みを解決します。この記事を読めばあなたも「続けられる」人に変身できます。

毎日1時間英語の勉強をすると1年間で365時間学習することになります。これだけ時間を費やせばペラペラとまではいかないまでも、かなり英語を使いこなせるようになることでしょう。

そのようなことを夢見て英語の勉強をスタートさせるわけですが、多くの人がいつの間にか勉強をやめてしまいます。

英語を話せるようになりたいという気持ちは変わらないのに、いつの間にかに勉強しなくなってしまうのです。

これは英語に限ったことではありません。ジョギング、ダイエット、資格の勉強。最初はモチベーション高く学習をスタートさせるのに、いつの間にかやらなくなってしまうという経験は誰にでもあるのではないでしょうか?

どうすれば最初の頃の気持ちを維持して学習を続けることができるようになるのでしょうか?

もし努力を続けることさえできれば、あなたは周りから抜きんでてできる人になれるはずです。

なぜ新しいことは続かないのか?

モチベーション高く英語の勉強をスタートさせても、いつの間にかやらなくなってしまうのはどうしてなのでしょうか?

「自分の努力不足」と考える人が多いかもしれませんが、実はこれは潜在意識の機能のせいかもしれません。

どういうことかと言うと、私たちの無意識下で働いている潜在意識は「今まで通り」であることを好みます。変化が嫌いです。

だからあなたが新しいことを始めようとするとそれを邪魔しようとします。

潜在意識は私たちを外敵から守る役割をするのですが、「新しいこと=敵」と考え、なんとかして新しいことをやめさせようとします。

そのため、新しいことを始めてからしばらくすると、潜在意識が私たちを「守る」ために、それがつまらないもののように感じさせたり、意味がないように感じさせたりしてしまうことがあります。

当たり前の習慣になれば潜在意識が味方になる

潜在意識の作用のせいで、新しいことを始めるのはなかなか難しいということを前述しました。

潜在意識に邪魔されてはいつまでたっても新しいことが始められなさそうに思いますよね。しかしいったん新しいことを何とか習慣にしてしまえば、逆に潜在意識はあなたの大きな味方になってくれます。

なぜなら潜在意識にとって、いったん根付いた習慣をやめることも不愉快だからです。だからいったん習慣になってしまうと、潜在意識はあなたになんとかそれを継続してくれるようにサポートしてくれます。

例えば歯磨きです。ほとんどの人は毎日歯を磨いていると思います。仮に何かの事情で歯ブラシがなくて歯を磨けない状況になったらどう感じますか?

「歯を磨かないなんて気持ち悪い」と感じるのではないでしょうか?そして何とかして歯ブラシを手に入れようと行動するのではないでしょうか?

「歯を磨かないなんて気持ち悪い」と感情に訴えかけ、あなたを行動に駆り立てるのが潜在意識の力です。

一度習慣になったものは潜在意識が味方をしてくれ、継続が簡単になります。英語学習でも同じです。いったん学習の習慣がつきさえすれば、いつしかそれが当たり前となって続けることが容易になります。

習慣化のコツは「必ずできる」範囲でスタートさせること

これまで英語の勉強をしてこなかった人が、いきなり明日から1日1時間勉強する!と意気込んでもたぶん失敗します。習慣として根付いていない中で1日1時間の時間を確保するのは無理があるからです。

最初は1日5分など、絶対できる範囲でスタートしましょう(1日5分が無理そうに思えるなら1分でもよい)。もちろん実際は5分以上学習してもよいのですが、あくまで目標は1日5分です。

その代わりどんな時も1日5分は学習するようにします。旅行中でも1日5分は時間を確保するようにします。熱でダウンしていてもなんとか5分勉強するようにします。

そしてそれを1年間続けることができれば、必ずや習慣になっているでしょう。その頃には1日5分ではなく、もっと学習するのが自然になっているはずです。

21日間続けることができれば習慣化できるという話もありますが、習慣とはそんなに甘いものではありません。習慣とは一生涯続くものと考えるべきでしょう。