引き寄せの法則では自分が強く願ったことが実現するとされているのに、実際には引き寄せできていない人がほとんどです。
その原因はシンプルです。願っていること(頭で考えていること)とあなたの心の状態が一致していないからです。
例えばお金を得たいと願っているのに、請求書の支払いの心配ばかりをしているというのは、願いと心の状態が一致していない状態です。
現実は心の状態が反映されたものです。請求書の心配ばかりしているとお金を失う出来事が引き寄せられてきます。
願いと心の状態を一致させる方法
自分の心をランプだと考えてみましょう。自由に色を変えられるランプです。
あなたが赤いランプになればあなたの照らす世界は赤くなります。青いランプになれば青い世界になります。ランプで照らす世界があなたの現実です。
あなたは自分の現実をどんなランプで照らしたいですか?幸せ、豊かさ、平和、健康でしょうか?
それではまず平和のランプを照らしてみましょう。個人的な状況による幸せ、豊かさと比べ、日本人なら社会的な平和は想像しやすいでしょう。
暖かい日が差し込む公園で休日を過ごしているなど、気持ちが穏やかになる場面を想像してみましょう。
その時のあなたの心の状態を確認してみましょう。穏やかな波長になっていると思います。
その状態であなたが平和のランプになったと想像し、自分の周りを照らしてみましょう。
心の波動が強ければ強いほどランプは明るくなり、また遠くまで照らすことができるでしょう。
これを繰り返していけばあなたの現実は確実に変わっていきます。
引き寄せの法則と幸せのランプの法則の違い
幸せのランプの法則が優れているのは主体的な点です。自分が世界(現実世界)を照らして創造しているのだと気がつけることです。
なんとなく受動的に感じる引き寄せの法則に対し、自分が世界を作っているのだと考えられるのが「幸せのランプの法則」です。
人の幸せを願いことがなぜ重要なのか?
潜在意識の世界や引き寄せの法則の法則では、相手に対して願ったことも自分に跳ね返ってくるので、たとえ嫌いな人に対してであっても幸せを願いことが大事だと言います。
幸せのランプの法則でこのことを考えていましょう。もしあなたが嫌いな相手の不幸を願うランプを照らしたらどうなるでしょうか?あなたの照らす世界は不幸に包まれます。
自分のところだけが幸福に照らされて、嫌いな相手だけが不幸に照らされるというような都合のよいランプはありません。
あなたが発したランプの光はあなたの周りの世界を等しく照らします。あなたのランプの色(心の状態)がそのまま反映されます。
参考文献
上記の内容は「ふしぎな村の村長の教え」を読んで感銘を受け、自分なりに解釈をして書いたものです。引き寄せの法則の本質は一つですが、本質にたどり着くまでの道のりは人それぞれです。
書き手としての道案内人は何人いてもよいと思っています。
私自身はふしぎな村の村長の教えが一番腑に落ちたわけですが、人によって腑に落ちるものは違うでしょう。私の文章がたった一人にでも届けばよいなと思っています。