バビロン大富豪の7つ教えの1つ目が「収入の1/10を貯金せよ」というものです。気が抜けるようなシンプルさですが、これがバビロン大富豪の教えの根幹をなすものです。
もしかすると「そんな簡単なことで大富豪になれるわけない!」とあなたは憤慨するかもしれません。若いころだったら私も鼻で笑って聞き入れもしなかったでしょう。
しかしこれに対して、バビロンの大富豪は次のように一喝します。
「そうやって何事も頭から否定する姿勢が今日の貴様を産んだのだ!」
まさにその通りです。それが今日の貯蓄できていない私を産んだのでしょう(自虐)。
収入が増えても支出がその分だけ増えて、あまり貯金できていない状態が続いています。それどころか、恥ずかしながら足りないという月すらあります。
収入が増えても生活が楽にならない原因は?
若い頃よりはずっと収入が増えたのに相変わらず生活がカツカツになってしまう原因はどうしてなのでしょうか?
収入が増えて、これまで買いたくても買えなかったものを買うようになったのが原因の一つでしょう。
ただ、それ以上に「たいして欲しくもないものにお金を使うようになったから」ではないかと感じています。
必要以上の外食だったり、あまり使わない衣服だったりなどです。お金がなければ買わずにも我慢できているものです。
不必要な支出を減らす方法
ただ、何でも我慢すればよいというわけではありません。我慢ばかりでは生活に潤いがなくなってしまいます。大事なのは不必要な支出を減らすことです。
そこで2つ目の道具です。2つ目の道具は「欲求に優先順位をつけよ」です。
収入の9/10しか使わないと決めれば、その中で自分に本当に必要なものは何かと考えるようになります。
先取り貯金もよい方法でしょう。強制的に収入の1/10を天引きしてしまい、残ったお金の中でやりくりすれば確実に貯金を積み重ねることができます。
生活の質を下げずに節約する具体例
欲求に優先順位をつけて不必要な支出を減らすだけでなく、やりたいことをこれまでとは違う方法に置き換えて実現するのもよいアイディアです。
そうすれば生活の質を落とさずに節約をすることができます。
私が最近取り組んだ具体例をご紹介します。
コーヒーを自分で淹れる
コーヒーチェーン店でコーヒーを買わずに、豆を購入して家で淹れるようにした。1日300円×30日=9,000円くらいかかっていたのが、豆代金で月2,000円くらいで済むようになった。
コーヒーを自分で淹れるのは楽しいし、何よりチェーン店コーヒーより美味しい!
昼食を自宅で食べる
コロナ禍で在宅勤務の割合が増え昼食を自宅で食べるようになった。1日800円×20日=16,000円が1/3程度の5,000円程度の支出で済むようになった。
浄水器を活用
・お水をブリタの浄水器にした。毎月3,000円くらいかかっていたミネラルウォーター代が月500円程度で済むようになった。ブリタの浄水器は蛇口に取り付ける必要がないのでメンテナンスが楽!しかも浄水器はたっぷり使えるので、コーヒーなどにも躊躇なく使えるようになった。
本の読み放題サービスに加入
・Kindle Unlimited(Amazonの読み放題サービス) に加入して、本の支出を月3,000円以上減らすことができた。