先日、友人と会話をしていて冷や汗をかく場面がありました。会話の内容に関係する人が知らぬ間に背後にいて話を聞いていたからです。
話の内容はプライベートで運営しているある組織の改革案の件で、背後で話を聞いていた人にとっては不利益につながる話でした。
決して聞かれて困るような内容ではなかったのですが、話を聞かれたとわかった時はかなり焦りました。
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人は表面的な言葉ではなく本質を見抜く
なぜ焦ったのか?
話の内容は表面的にネガティブでなかったとしても、私の奥底の感情にネガティブなものが含まれていたからです。
人というものは表面的な言葉ではなく、奥底の感情を読み取ります。話を聞いていた相手もきっと私の本心を見抜いたことでしょう。それに気がついて私は焦ったのです。
本音を隠すと自尊心が低下する
奥底のネガティブな感情を隠しながら、表面的には何でもないように装うことは自分自身にも本心を隠しているということです。
仮に他人には本心を隠し通せたとしても、自分自身は騙せません。理性は「自分はそのようなつもりはない」と防御しても、感性ではわかっているものです。
そのような自分自身による自分に対する裏切りは織りとなって、自分自身への不信感、自尊心の低下につながっていきます。
話は立派でも信頼されない人
「話は立派ななんだけど、どうしてだか信頼できない」というような人があなたの周りにもいませんか?
それはあなたがその人の話ではなく、相手の本質を見抜いているからです。
人に信頼されるためには、言葉の内容とあなたの感情を一致させることが重要です。
本音で語ることは、時には相手を傷つけることもあるでしょう。でも、最終的にはそれが相手との信頼を育みます。
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