副業をしたいけど就業規則で副業が禁止されている。内緒で副業してバレたらどうなるのだろうか?バレずに副業できないだろうか?という疑問に人事マンがお答えします。
こんにちは、ネット副業で月100万円を目指している、ダイゴ@come-outです。
アフィリエイトサイトを運営しているとよく聞かれるのが、ウチの会社では就業規則で副業が禁止されているのだけど、ダイゴさんはサラリーマンなのに副業して大丈夫なの?ということです。
私の会社でも就業規則で副業禁止になっていますが、結論としては「大丈夫」です。どうしてなのかということの疑問にお答えしていきます。
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就業規則の副業禁止は憲法違反
ほとんどの会社では就業規則で副業を禁止しています。ほとんどの会社で副業を禁止するようになったのには、歴史的背景(理由)があるのですが、今回は本題と外れるので詳細は割愛します。
ともかくあなたの会社の就業規則に副業禁止規定があったとしても、基本的に副業しても問題ありません。
なぜなら就業規則で副業を禁止することは基本的に憲法違反となるからです。憲法では職業選択の自由が保証されています。就業規則で「副業禁止!」と叫んでも法律上無効なのです。
法律上は憲法が最上位に位置しますので、従業員が就業規則に同意したとしてもその内容は無効になります。
ですから、仮に従業員が副業しても基本的に企業がそれをもって従業員を罰するのは難しいです。
ただし次のような場合は副業禁止規定が有効と見なされます。
(1)副業のために遅刻や欠勤が多くなったと判断される場合
(2)競合する他社でのアルバイトは会社の利益が損なわれると判断される
(3)会社固有の技術やノウハウが漏洩されると判断される場合
(4)会社の名前や名刺を使って副業を行なう場合
(5)違法な仕事をして会社の品位を落とす惧れがある場合(風俗関連など)
引用元:就業規則で定めた兼業禁止を守らない社員を解雇できますか?
副業をするなら上記のことに気をつけてやりましょう。
副業禁止規定が基本的に憲法上無効であったとしても、競合他社へのアルバイト禁止などいくつかは有効となるため、会社は副業禁止規定を残しておくことが一般的です。
副業が会社にバレることはあるのか?
対策を取らないとバレます。
副業して本業以外の収入が発生すると所得税や住民税が上がります。住民税が上がると会社に住民税変更通知が届きます。この額が大きいと人事に「副業でもやっているのでは?」と睨まれます。
前述の通り、基本的には就業規則に副業禁止規定があろうとなかろうと副業して問題ないのですが、やはり会社にはバレなくないというのが人情でしょう。
バレないようにするための回避策は簡単です。
会社に副業をバレないようにする方法
ネット副業などで自分で確定申告する場合
ネット副業の場合、会社にバレないようにするのは簡単です。
確定申告時に住民税の納付方法を選択する欄があります。「自分で納付」に◯をすればOKです。
後日、副業相当分に対する住民税納付書が自宅に届きます。これを自分でコンビニ等で納付すれば完了です。
所得(収入-経費)が20万円以下の場合は確定申告不要です。その場合は何もしなくてもOKです。
アルバイト等でリアルに働く場合
この場合はやや難易度が高いです。本業先の人事部に住民税を給与天引きではなく、自分で支払う方法(これを普通徴収と言います)に変更を依頼をします。
そうすると住民税変更通知や住民税の納付書が自宅に届くようになります。
普通徴収に切り替えた場合、住民税が給与天引きされなくなります。本業・副業分含めて、自宅に届いた住民税納付書で自分で住民税を支払います。
副業ならアフィリエイトがお勧めな理由
副業をするならブログを作ってアドセンスやアフィリエイトするのが一番よいと思います。
理由は2つあります。
第一の理由は、就業規則の副業禁止規定に引っかかることがないからです。
当然ながら会社はあなたが趣味でブログを書くことを禁じることはできません。そしてその趣味のブログに広告を貼り付けてそこからお金が入ってきたからといって、会社がそれをダメという権利はありません。
第二の理由は、ブログ副業は不労所得になるからです。
記事作成に費やした努力がストックされて資産になります。ある程度記事がストックされると何もしなくても収入が得られます。
アルバイト等のリアルの副業ですと、時間の切り売りで努力がストックされません。また肉体的な疲労も生じて本業に差し支える可能性もあります。
アダルトサイトの運営は「会社の品位を落とす」と捉えられる可能性は否めないので注意しましょう。
ブログ副業するときの注意点
会社でやらない
アフィリエイトなどのネット副業はどこにいてもできます。場合によっては会社でできてしまうかもしれません。
しかしそれはたとえお昼休みの時間であってもやめておきましょう。会社のリソース(パソコン、インターネット回線など)を使って副業することになるからです。この場合、会社から何らかの処分を受けても文句は言えません。
会社にバレないようにやろう
副業禁止規定に違反しても処分されないからといって、おおっぴらにやるのは賢くありません。ブログで副業収入が増えてくると、ついつい同僚等に言いたくなってしまいますが、それはやめておきましょう。
法律上、副業禁止規定が無効であろうと、就業規則に記載がある以上、会社は副業を発見したら従業員に対して何らかのアクションをせざるを得ません。
面倒なことになるのでできるだけバレないようにやりましょう。
今は副業解禁の波が来ています。それが主流になるまで頭を低くしてやりましょう。