バレットジャーナルは私を人生の混乱から救ってくれました。
バレットジャーナルは単なるタスク管理メソッドではありませんし、単なる手帳でもありません。
あなたの付加価値を高めるために働いてくれるマネージャーであり、よりよい方向に導いてくれるガイドです。
私がバレットジャーナルに出会ったのは、仕事上のプロジェクトやプライベートの出来事で、タスクとスケジュールで頭の中が混乱状態になり、それにより気持ちも行動もがんじがらめになっていたときです。
最初はタスク管理的なものを求めて出会ったバレットジャーナルですが、タスク管理はバレットジャーナルのごく一部の機能であり、タスク管理という言葉ではバレットジャーナルの本質を表現できません。
一言でいうなら、バレットジャーナルは私の大事なパートナーです。ノートに自分の名前と連絡先を書いたのはバレットジャーナルが初めてです。なくしてはならないものだからです。
Contents
バレットジャーナルを始めて得られたこと
バレットジャーナルの具体的な内容はこの記事では割愛させていただきます。ここではバレットジャーナルを始めて得られたメリットを書きます。
緊張感から解放された
バレットジャーナルを始める前までは、いつも何かに急き立てられていました。常にたくさんのやるべきタスクがあり、頭の中はそれでいつもいっぱいになっていました。
今もやるべきことが減ったわけではないのですが、私のやるべきことはバレットジャーナルで管理されているため、頭の中はすっきりしています。
何をいつやればよいかがはっきりしているので、タスクの量に圧倒されることなく、気持ちが平穏でいられるようになりました。
仕事にかかる時間が30%以上削減した
バレットジャーナルを始める前と始めた後で仕事量は変わらないのですが、仕事にかかる時間が少なくても30%は減少しました。
毎日毎日時間に追われていたのですが、最近ではあまりにも仕事が早く終わって時間を持て余す日もあるくらいです。
これは先に述べた緊張感からの解放により、一つ一つの仕事の質がよくなっているのだと考えられます。リラックスして仕事をしたほうが断然効率的です。
予定や記念日を忘れることがなくなった
私は両親の誕生日に毎年贈り物をしているのですが、うっかり忘れてしまうことがありました。まだ先のことだから大丈夫と思っているうちに、誕生日が過ぎてしまったという失敗が何度かありました。
これがバレットジャーナルのフューチャーログという機能により、予定や記念日を忘れてしまうということが一切なくなりました!とても素晴らしいことです。
人生の目標を達成しやすくなった
これまで私はスケジュール管理はグーグルカレンダー、タスク管理は手帳、日々の記録は日記帳、目標管理はシステム手帳というように色々なツールを使っていました。
今はバレットジャーナル用のノート一つだけです。これにより自分に関わることすべてが一つに統合されました。日々の行動と将来の目標が有機的に結びつくようになりました。
今自分はどこに向かっているのかがはっきり意識できるようになり、行動の質が変わってきたのです。
夜眠れるようになった
バレットジャーナルでは思いついたこと、気になったこと、やるべきことを全てノートに書いていきます。そうすることで脳のメモリーが解放されます。
脳のメモリーが解放されるとリラックスできます。私はバレットジャーナルを始めてから圧倒的によく眠れるようになりました。頭の中のことはバレットジャーナルに書き出してあるという安心感です。
バレットジャーナルを始めるのに「公式」のノートは必要か?
バレットジャーナルは人生をよりよいものにするメソッドであり、そのメソッドを実行に移すツールとして「ノート」を使用します。
ノートは何を使ってもよいのですが、「バレットジャーナル公式ノート」というものが市販されています。
バレットジャーナルを始めるにあたって、公式ノートを使う必要はあるのでしょうか?どうせ始めるなら公式ノートを使いたいと思う方が多いのではないでしょうか?
私も最初は公式ノートを利用したのですが、実際使ってみての率直な感想としては、必ずしも公式ノートである必要はないと感じます。
公式ノートを使うメリットとしては、
- バレットジャーナルに必要な要素(インデックス・ページ番号・フューチャーログなど)が最初から用意されている
- ノート自体が洗練されていて所有する喜びがある
といったところです。
一方、公式ものにありがちなことですが、値段が高いです。1冊3000円以上します。1冊は通常3~4か月で使い切りますから、1か月あたり1000円くらいの投資ということになります。
これを高いと感じるか自分への投資と考えるかは人それぞれですが、公式ノートでなくてもバレットジャーナルに必要な要素が最初から用意されていて、かつ洗練されたノートは他にもあります。
例えばロディアのノートもかっこいいです。
もちろんもっと安いノートでも構いません。どんなノートでも大丈夫です。
ただ最低限、ページ番号が入ったノートを選んだほうがよいでしょう。ページ番号はバレットジャーナルに必須の要素ですが、それを自分で書くのは時間の無駄です。
それと毎日手にするものですから、デザイン的に気に入ったノートを選ぶことをお勧めします。
バレットジャーナルを始めるなら、最初に公式ガイドブックを読むことを強くお勧めします。バレットジャーナル解説本は色々ありますが、バレットジャーナル考案者の本が一番わかりやすくて面白いです。バレットジャーナル 人生を変えるノート術