給与がなかなかあがらない。収入を増やすために株式投資でも始めようかと考えている人に、株式投資の素晴らしいメリット3つをお伝えします。
株式投資で資産1億を目指している、だいご@come-outです。
私は簿記1級を取得していて、その知識を生かして株式投資をしています。
株式投資をしようか迷っている人に最初にお伝えしたいのは、株式投資はめちゃくちゃ面白い!ということです。プロ野球観戦しながら監督になった気分で評論するのに似ています。知的ゲームが好きな人にはもってこいなリアルゲームです。
株式投資の面白さはいずれか記事にしたいのですが、今回は実利の面に絞って株式投資のメリット3つをお伝えします。
やらない理由がない!株式投資3つのメリット
収入が雪だるま式に増える
サラリーマンで給与収入のみというのはリスクの高い生き方です。今の世の中、どんな大手企業であろうと倒産リスクはあります。倒産までいかなくても業績不振により給与削減というのはあり得ることです。
株式投資をすれば収入の口が増えます。株式投資によって得られる収入は株式売買益と配当金の2つです。最初は少ない額かもしれませんが、継続して投資額を増やしていくことにより雪だるま式に増えていきます。
下記の表は給与手取り300万円の人が収入の20%を投資資金に割り当て、それを年10%複利で運用した場合の推移です。
経過年数 | 年貯蓄額 | 年投資収入 | 累計貯蓄額 |
1年目 | 600,000円 | 0円 | 600,000円 |
2年目 | 600,000円 | 60,000円 | 1,260,000円 |
3年目 | 600,000円 | 126,000円 | 1,986,000円 |
4年目 | 600,000円 | 198,600円 | 2,784,600円 |
5年目 | 600,000円 | 278,460円 | 3,663,060円 |
6年目 | 600,000円 | 366,306円 | 4,629,366円 |
7年目 | 600,000円 | 462,936円 | 5,692,302円 |
8年目 | 600,000円 | 569,230円 | 6,861,532円 |
9年目 | 600,000円 | 686,153円 | 8,147,685円 |
10年目 | 600,000円 | 814,768円 | 9,562,453円 |
着目したいのは累計貯蓄額よりも年投資収入です。10年目にして給与収入の27%まで達します。ここまでくると収入の口が増えたと実感できると思います。そしてこのまま継続すればその割合は増える一方です。
銀行預金しか経験がない方は年10%での運用なんてありえないと思われるかもしれませんが、株式投資では非現実的な数字ではありません。特に投資金額が大きくないうちは高いパフォーマンスを達成しやすいです。
※お決まりの文句ですが、投資は自己責任でお願いします。
採用試験なしで就職できるのと同じ
私は株式投資というのは、「その会社に就職する」ということとほぼ同義だと考えています。
労働力を投資して給与を得るか、お金を投資して配当を得るかの違いはありますが、その会社から収入を得ることに代わりはありません。
ですから実際に就職する時と同じように、この会社はいい会社だろうか(業績/ビジネスモデル/競合など)とリサーチを徹底します。よくわからないうちには就職(投資)しません。
実際の就職と違うのは面接も採用試験もないことです。私にはソニーに就職する能力もスキルもありませんが、ソニーに投資をすることは簡単にできます。
これって本当にすごいことだと思うのです。実際の就職の場合、「この会社に行きたい」と思ってもそう簡単には入れません。自分の勤めている会社が嫌になったとしても転職にはエネルギーが必要です。
しかし株式投資の場合、自由にどこにでも就職(投資)できて、好きなタイミングで退職(売却)ができるのです。
税金が優遇されている
給与収入の場合、所得が上がれば上がるほど税率が高くなります。所得金額が4000万円を超えると所得税率はなんと45%です。これに住民税を加えると50%を超えます。
一方、配当所得や株式売買益の場合、所得税・住民税合わせて20%です。給与所得が4000万円の人でも300万円の人でも配当や売買益に関わる税率は同一なのです。
労働所得よりも不労所得のほうが優遇されているのです。お金持ちはますますお金持ちになりやすいというのは、このような仕組みもあるからです。
ちなみに僕は息子に10歳から株式投資を始めさせました。原資はお年玉やお小遣いです。配当金だけで毎年6ヶ月分のお小遣いもらえることに、驚くと共に喜んでいる様子です。