中学生の息子が株の配当金で、ワイヤレスイヤホンを買いました。2500円程度の安価なものですが、購入原資を株式配当金で賄ったのは素晴らしいことです。
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お小遣いに困らない中学生
親からのお小遣いは月に1000円だけです。しかし株の配当金があるので、彼は中学生にして既にお小遣いにはあまり苦労していないようです。
彼が株式投資を始めたのは小学生の時。貯金していたお年玉を原資にしました。
もっとも彼が株式投資をやりたいと言ったわけではなく、私が子供に株主投資の魅力を説明し、説得してスタートしました。運用も私がやっています。
コツコツと原資を積み立て、手堅い銘柄に投資することにより、今では毎年1万円程度の売買益や配当金を得られるようになっています。
1万円は中学生にとっては大金です。今回、ワイヤレスイヤホンだけでなく、Switchのソフトも購入していました。
子供へのマネー教育の是非
子供に不労所得を覚えさせるなんて、と反対する親御さんもいらっしゃると思いますが、私はむしろ子供に積極的にマネー教育をしたいと思っています。
マネー教育を受けていれば、大人になってから不利益な金融商品で痛い目に合わずに済みますし、ましてやギャンブルに手を出すこともないでしょう。
マネー教育の中でも株式投資は最もよいものだと私は思います。応援したい企業に投資することは素敵なことです。
株式投資は時間を味方につけたほうが有利です。彼が成人した時、若い頃から株式投資を始めたことにきっと感謝してくれるでしょう。
子供にマネー教育で伝えたこと
株式投資を開始する前に、子供には次の3つのことを伝えました。
本当に価値あるものにお金を使いなさい
お年玉をもらうと、子供は何か買いたいという気持ちになります。
お金を使いたいという衝動にかられ、たいして欲しくないものまで買ってしまうことがあります。
自分は何が欲しいのかということがわかってないと、いつの間にかにお金は消えていってしまいます。
私は子供に次のように伝えました。
本当に欲しいものだったら買ってもよいけれど、そうではなかったら本当に欲しいものが現れるまで貯金しておきなさい。そうすれば欲しい時にすぐに買えるよ。
これが貯金の始まりです。
欲しいものがあってもお年玉の2割以上は貯金しなさい
欲しいものがあってもお年玉の全額を使うのではなく、いくらかを貯金する習慣をつけなさい。
次に伝えたのが上記の言葉です。具体的には2割以上を貯金しなさいと言いました。
この時、子供の説得に役にたったのが漫画バビロンの大富豪の教えです。これを子供に与えて読ませました。この本は大人でも役に立ちます。一読をお勧めします。
お金は使ってしまえばそれでおしまいです。でも貯金したお金を株式投資に回せば配当金が毎年配当金が入ってきます。
子供に1万円株式投資すると毎年300円から500円くらいの配当金がもらえるよと教えたところ、衝撃を受けていました。
今はまだ、配当金の仕組みを十分には理解していないと思います。それでもよいと思っています。お金が新たな富を生み出す原資となるということを実感できれば十分です。
株式は大人になっても売却するな
成人したら、運用は彼にバトンタッチし、彼の自由になるわけですが、1つだけ今から約束してもらいました。
それは
成人になっても安易に売却するな
ということです。
株の口座は基本的に永続的に不労所得をもたらしてくれる大事な原資です。
その原資を少しずつでよいから大人になっても大きくしていく努力を続けて欲しいと伝えました。
お金が全てではありませんが、お金にゆとりがあれば、選択肢が増えることは確かです。例えば仕事もお金ではなくやりたいことで選べます。
未成年者の証券口座を開設するには、まず親の口座開設が必要です。メジャーな証券会社であればどこでもOKです。
SBI証券