僕は飲食・サービス系の株は好んで買っています。多店舗展開で成功した時に株価が10倍・20倍になることがざらにあるからです。
もちろん10倍・20倍になるまでには時間もかかりますが、株主優待があるとじっくりと待てますよね。
グッドモーニングカフェなどおしゃれな飲食店を多数持っているバルニバービ株もそのような理由で保有していたのですが、3つの理由から数ヶ月前に売却をしました。
バルニバービ株を売却した3つの理由
どのお店もオシャレすぎる
バルニバービの株を持っている、あるいは興味のある方であればご存知だと思いますが、バルニバービが経営する飲食店はどれもオシャレ！とても魅力的です。
バルニバービのファンになって株を購入する人も多いと思います。私もバルニバービのファンになって株式を購入しました。
しかしこのオシャレというのが株式投資の観点からみた時にネックになりそうです。
冒頭で申し上げたように飲食店株の魅力は多店舗展開による株価の10倍化・20倍化です。
多店舗展開すると売上は上がってコストはスケールメリットによって下がる理想的な構造になります。
しかしバルニバービの場合、とてもオシャレで1店舗1店舗のこだわりが強いので、多店舗展開が難しい、もしくは時間がかかるのではという懸念です。
改めて一覧を見るとどれも魅力的なお店ばかりです。株式を売却したことをちょっぴり後悔しそうです。
どのお店も居心地がよすぎる
会社の近くにグッドモーニングカフェがあり時々利用します。ソファーはとても居心地がよいです。何時間でもくつろげそうです。
お客の立場ではとてもよいお店なのですが、株主の立場になると客回転率は大丈夫なのだろうかと心配してしまいます。
僕は小心者なので長居する時はそれなりに追加注文をしますが、話に盛り上がっているだけのテーブルもありますよね。客単価も心配です。
テラス席が多すぎる
バルニバービ飲食店の特徴の一つがテラス席です。春秋の気候のよい季節はテラス席でのご飯が美味しいですよね。
しかし陽射しがカンカンに照りつける夏、身も凍るような冬だとテラス席は一転、使えない席となってしまいます。
春秋でも雨や風が強い日には使えません。今年のように台風が多いと心配になってしまいます。
実際昨年度の決算説明でも天候不順によりテラス席の稼働が悪化し業績が低下したとの説明がありました。
雨で閑散とするグッドモーニングカフェ神保町店以上のような理由で泣く泣くバルニバービ株を売却しました。
それでも僕はバルニバービの飲食店は大好きです。もし投資資金に余裕があったら再び買いたいとは思っています。
